杉と檜と、ときどきテクノロジー。36歳からの山林管理ノート

FOREST KNOW-HOW / 植林

苗を植える前に。「育て続ける」計画をつくろう。

植林は、植えた日だけで終わる仕事ではありません。苗の選び方と一緒に、その後の観察や下刈りをどう続けるかまで考えることを、最初の目標にしましょう。

苗の値段だけで決めない

林野庁の技術指針では、コンテナ苗は根鉢の状態や地上部とのバランスを確かめ、極端に乾燥・凍結する時期を避けることなどが示されています。植える本数や時期は、樹種、地形、土壌、地域の条件に合わせて検討するものです。

『安い苗を何本買うか』の前に、現地を知る林業普及指導員や森林組合などへ、どんな苗が適しているかを相談するメモを作っておきます。

植える日の先まで、予定表に入れる

再造林では、販売収入だけでなく造林にかかる費用や労力を考える必要があると林野庁も整理しています。植付けの費用だけを見て予算を使い切らず、育てていく作業も一緒に計画したいところです。

  • 候補の苗:樹種、苗の種類、調達先、納期
  • 作業条件:入山方法、運搬方法、参加する人
  • その後:苗の生育をいつ見に行くか、誰に相談するか
  • 記録:苗代、運搬費、作業時間、枯れや獣害の様子

まずつくるのは、自分の山の観察記録

同じ『杉と檜の山』でも、すべての場所に同じ方法が合うとは限りません。このサイトでは、現地条件を添えた記録を少しずつ積み上げていきます。自分の山の計画を立てるときも、一般的な目安と現地で確かめたことを分けて残しておきましょう。

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